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「SUUNTO t3」 ・・・ 効率的なトレーニング [ソノ他]

SUUNTO t3 (スント ティー・スリー) / SUUNTO
1.My Review Rank : ★★★★★ + 心肺機能・持久力向上
2.Published Data : ¥19620, ***Page,SUUNTO,’06/
3.Review Point : トレーニング効果 (トレーニング全体を通じたその日のトレーニング強度) 及び、心拍数 (瞬間的な体への負荷) をリアル・タイムで表示出来るため、現在の負荷レベルや目標値を確認しながらトレーニングが可能. 本当によく出来ています. ランニングの際に手放せないものとなりました.

トレーニング効果>
 トレーニング効果は、各自の トレーニングのレベルから決まる基準値の 「アクティビティクラス」 (14段階)毎に、1.0~5.0の数字で表される.

 ①1.0~1.9 (マイナー効果) ⇒ クールダウンとしては乳酸が除去されるレベル,最大パフォーマンスは向上しない.
 ②2.0~2.9 (持続効果) ⇒ 有酸素運動能力を維持する,基本的な体力作り.
 ③3.0~3.9 (向上効果) ⇒ 2~4回/週の頻度で、有酸素運動能力が向上する. 持久力向上のベース・トレーニング.
 ④4.0~4.9 (高い向上効果) ⇒ 持久力を向上させるハードなトレーニング,最大酸素摂取量が向上する,筋肉内に乳酸が発生, クール・ダウンが必要.
 ⑤     5.0 (競技力向上効果) ⇒ 無酸素運動の範囲,クール・ダウンを必ず必要とする, 競技力向上のためには、短時間でもこのレベルが必要.

<心拍数
 最大心拍数に対する比率により効果を判断する. 最大心拍数は以下の式.
     最大心拍数=210-(0.65×年齢) ・・・・・米国スポーツ医学会の推奨式

 ①最大心拍数の60~70%(有酸素運動) ⇒ 基本的な全身持久力が向上,脂肪燃焼効率が高くダイエットに有効.
 ②最大心拍数の70~80%(有酸素+無酸素運動) ⇒ 心肺機能・全身持久力の強化に有効.
 ③最大心拍数の80~90%(無酸素運動) ⇒ 競技力の向上効果,筋肉内に乳酸が蓄積し疲労度が増大.

4.Summary  心拍数は、トランスミッター・ベルトを胸に巻いて測定し、腕時計へ無線でデータを送信する方法(簡単に言うと、心電図の電極をスマートなデザインにして無線化したもの). 胸にベルトを巻いていることは殆ど気になりません.

 ちなみに、私の場合、週に2~3回、各々30~45分(合計1.5時間/週程度)ランニングしていますが、詳細データは以下で、結構頑張っている事が分かりました.
   ・アクティビティクラス : 7.5 (SUUNTOの基準表から設定し実績でUP).
   ・最大心拍数 : 182 (上記式から算出).
   ・トレーニング中の平均心拍数 : 約155 (最大心拍数の約85%).
   ・ピーク心拍数 : 175 (意識してピークを作ってます).
   ・トレーニング効果 : 4.0~4.5

 最新の15回のトレーニングに関しては、上記の情報に加えて、各自で設定した心拍数のZoneにいた時間 或いは、トレーニング中の消費カロリーの詳細情報が表示されます. また、トレーニング効果・時間・回数については、半年間データが保存されます.
 デザイン的には、ビジネスで使用してもおかしくないレベルだと思います.

 上位機種として、コーチング機能が付いた SUUNTO t4 が有ります. 練習は休日が基本で、平日に時間を見つけるレベルでは、コーチング機能までは不要でしょうが、買ってしまいました.
 一方、速度と距離を測定するPODが別売されていますが、更に高精度に速度と距離を測定したい場合には、GPSシステムを利用した GARMIN 社製の ForeAthlete 201 が良いでしょう.


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